セルフ灸のすすめ
2020.06.19
鍼灸と聞くと、鍼は痛そう、灸は熱いといったイメージを抱く方が多くいらっしゃいます。
治療するには少し気が引けるが、興味があるといった方には「セルフ灸」がおすすめです。最近はご自身のセルフケアとして行えるお灸も市販されており、熱さの調整や香りが選べます。また、ご自宅で煙やニオイが気になる方でも、無臭・無煙で行えるものもあります。
お灸の成分は?
お灸は「もぐさ」で出来ており、もぐさの原料は乾燥させたよもぎの葉裏の綿毛を精製しています。よもぎ自体に殺菌作用、消炎作用、保湿効果があるとされ、ヨーロッパでは“ハーブの女王”と言われています。
ツボの取り方
あなた自身の指の大きさを目安にツボの位置を測り、そこを基準にして指でなでます。すると皮膚が凹んでいたり、指で押してズンと響くのを感じるところがあなたのツボとなります。
毎月ツボの紹介をしていますので、季節に合わせてツボを変えてみましょう。
セルフケアにお灸を取り入れていただくだけで、自分のカラダと向き合う時間が取れご自身のケアに役立てていただけます。
(文/下川由香里)