お灸のすすめ「棒灸」
2021.01.20
前回、お灸のすすめ「温筒灸」というコラムを投稿しました。今回は、当院の灸治療で使用している「棒灸(ぼうきゅう)」をご紹介します。
棒灸は、艾(もぐさ)を和紙で巻いて棒状にしたものです。
火をつけると線香のようにゆっくりと燃えていきます。その燃えている部分を皮膚から3,4センチほど離して使用しますので、やけどの心配はありません。
棒灸は、肩や腰はもちろん首筋、手や指、お腹、足先や足裏など様々な個所を心地よく温めることができます。冷え性の改善や首・肩のコリといった筋肉の緊張緩和、手・膝などの関節痛にも効果的です。
(文/関一馬)