韓国遠征トレーナー帯同
2018.03.20コラム
2018年2月23日から3月1日まで大韓民国慶尚北道の盈徳郡で開催されました韓国MBC ワールドユースフットボールトーナメントU-12に当院契約チームのセレッソ大阪から2チーム(U-12とセレッソ大阪エリートクラス)が参加し、トレーナーとして帯同しました。
盈徳郡は西は標高800m前後の山々が連なり西は日本海に面しておりズワイガニの水揚げが国内随一と言われております。そんな自然豊かな土地で開催された本大会に、今年はポルトガル、オランダ、ロシア、東ティモール、日本(2チーム)、中国(2チーム)、韓国(4チーム)の計12チームが参加しました。12チームで予選リーグを戦い上位2チームで決勝トーナメントを行うシステムです。
これまでスペイン、タイ、韓国等海外遠征に帯同する機会がありましたが、それぞれの国によって気候、慣習だけでなくスポーツの位置付けそのものが我々のそれとは同じではないという認識を強く感じます。今回のような国際大会では、そのようなバックグラウンドの違った国が集まり大会期間中、共に食事をしたり交流することになります。育成年代の選手にとってこのようなことは、貴重な経験となることは言うまでもなく、我々スタッフにとっても学びの場となります。今回も各国チームとの交流の中で、国際的なトレンドを知るとともに、傷害や疾病に対する基本的姿勢を再考することができました、この貴重な経験を当院のスタッフに還元しより良い医療を提供できるようより一層努力いたします。
リハビリテーション科科長
鎌苅翔平